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No.001

 世の中には、こんなキッチンもあります。コンクリートでできたキッチンです。

 2世帯住宅である「壱斎」の子世帯の内部壁仕上は、コンクリート打放し。この仕上に合うキッチンのスタイルは何かと考え、その答えとして「コンクリート打放しキッチン」を造りました。

 その造り方を簡単に説明すると、先ずベースとなる部分を壁や床などの構造躯体といっしょにコンクリートで造り、その時にIHクッキングヒーターや流しが取付く部分には、それらのサイズに合わせて開口をつくっておきます。コンクリートが固まったら型枠を外し、キッチンの側面部分は躯体壁と同じ処理を施し、天板部分は浸透性の吸水防止剤を塗り、水分が浸み込まないように処理をします。最後に、IHヒーターや流し、食器洗浄機、収納キャビネットなどを取付けて完成です。

 シンプルなデザインとするために、IHヒーターが上昇気流を発生させないという特長を活かし、 レンジフードを下引きタイプにして、その吸込口をキッチンの天板部分に設けています。このため、キッチンの奥行寸法は1000mmと普通のものよりも大きくなっていますが、その大きくなった部分をリビング側から使えるお酒やグラスなどの収納スペースとして活用しています。

 コンクリート打放しキッチンのメリットとしては、キッチンのベースとなるコンクリート部分を建築工事の躯体として施工するため、通常のキッチン工事に比べコストを抑えることができる点があげられます。

主な仕様
  サイズ:幅2900mm×奥行1000mm×高さ830mm
  仕 上:天板/コンクリート金ごて仕上 水性フッソ系浸透性吸水防止剤塗り
       側面/コンクリート打放し

壱斎の作品紹介 ->

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